薬剤服用歴管理

電子薬歴を用いて患者様ごとに作成した薬剤服用歴の記録に基づいて、薬剤師が薬物アレルギーや副作用等を確認するとともに、他の病院・医院から処方された薬剤について重複投与や相互作用等をチェックし、薬剤の服用方法及び保管取扱い上の注意等に関し必要な指導を行います。

かかりつけ薬剤師

あとも薬局には、週32時間以上勤務で、保険薬剤師として3年以上の薬局勤務経験があり、薬剤師認定制度認証機構によって認証された研修認定制度などの研修認定を取得し、医療に関連する地域活動に積極的に参加するなどの要件を満たした薬剤師が勤務しています。
普段のお薬の説明だけではなく、より高度なお薬の管理を行うため、専任の薬剤師が対応することが可能です。

地域支援体制

あとも薬局では、厚生労働省が定める一定水準の基準を満たした調剤を行うことが可能です。

  • 平日8時間以上、土曜の一定時間、週45時間以上、連続して開局しています。
  • かかりつけ薬剤師指導料の届出をしています。管理薬剤師の実務経験が要件を満たしています。
  • 24時間対応及び在宅業務に対応。地方公共団体等に周知を行っています。
    ※あとも薬局ご利用の患者様には、時間外連絡先をお伝えしています。
  • 健康相談を行っています。緊急避妊薬の調剤対応、一般用医薬品の販売、医療機関への受診を勧奨しています。
  • 様々な調剤に応需できるよう、1200品目以上の医薬品を備蓄しています。また、近隣の薬局と在庫状況の共有・融通を行っています。
  • インターネットを通じた情報収集と周知(PMDAメディナビなど)を行っています。
  • 在宅業務体制の整備と実績(年間24回以上)について、医療材料および衛生材料を供給可能な体制が整っており、医療機関や訪問看護ステーションと連携を行っています。
  • 後発医薬品の調剤に努め、調剤割合が70%以上あります。
  • パーテーションにより、プライバシーに配慮した構造をとっています。
  • 調剤従事者の資質向上を図るため、定期的な研修・学会などで研究発表を行っています。
  • 麻薬小売業者の免許を受けています。
  • 健康被害などを防止した事例の収集と副作用報告に係る手順書と報告する体制を整備しています。

在宅患者訪問薬剤管理指導

医師の指示に基づき、在宅で療養されている患者さん宅へ訪問して必要な服薬指導を行います。

在宅薬学総合体制加算

年24件以上の在宅訪問の実績があり、研修を実施するなど良質な在宅医療を行う体制を整えています。

医療DX

当薬局では患者さんに質の高い医療を提供するために、医療DXを積極的に推進しています。
具体的には、以下の取り組みを行っています。

1. オンライン資格確認等システムの活用

オンライン資格確認等システムを通じて、患者さんの診療情報や薬剤情報等を取得し、調剤や服薬指導に活用しています。

2. マイナンバーカードの健康保険証(マイナ保険証)利用の促進

マイナンバーカードの健康保険証(マイナ保険証)利用を促進することで、患者さんの負担軽減と医療情報の効率的な共有を目指しています。

3. 電子処方箋や電子カルテ情報共有サービスの活用

電子処方箋や電子カルテ情報共有サービスを活用することで、医療機関との連携を強化し、よりスムーズな医療提供を実現しています。 オンライン資格確認の個人情報の利用目的は、「審査支払機関又は保険者への照会」のみであり、本人の同意なく他の目的に利用することはできません。

連携強化加算

新興感染症等の発生時には、自宅療養者等に対して薬剤配送・服薬指導、健康観察を実施するための医療提供体制確保に努め、山口県より第二種協定医療機関の指定を受けています。

明細書の発行

当薬局では、医療の透明化・情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書発行の際に、「個別の調剤報酬の算定項目が分かる明細書」を無料で発行しております。

選定療養

患者さんが先発医薬品(長期収載品)を選択する場合、価格差の一部を自己負担いただきます。医療上の理由がない限り、先発医薬品を選択される場合は「特別の料金」+消費税をご負担いただきます。
なお、この料金は薬局の収入を増やすためのものではなく、医療保険財政の改善を目的としています。
※医師や薬剤師が判断したり、供給が不安定な品目は対象外となります。
※薬剤料以外の費用は、これまでと同じです。